目の病気について

白内障の症状と白内障手術について


目の前面には角膜があり、水晶体があります。本来の水晶体は光をよく通し、それで物がよく見えるのですが、年齢などの理由で水晶体が濁ってくると水晶体が光を通せなくなり、見えづらくなります。


それが白内障です。主な症状としては、視界が白く濁る、なんとなくモヤモヤしている、物が二重に見える、今まで掛けていた近視の眼鏡や老眼鏡が合わなくなる、などですが、光の目への入り方が以前とは違いますので、まぶしさが変わります。例えば銀行のキャッシュコーナーで今まで見えていた画像の数字が急に見えなくなったり、駅の切符の料金表がわからなくなったりします。


物が二重に見えるなどは一時的な疲れ目のような理由の時もありますが、水晶体の異常で光の感じ方が変わっていることは白内障に特徴的ですので、見え方が最近急に変わっていないか日頃から注意しておくと早期発見につながります。飲み薬で進行を抑える事はできますが、そもそも水晶体の濁りが原因ですから、手術でこの濁りを取らなくては根本的な解決にはならず、自然とよくなるという事はありません。


しかし現在では日帰りで白内障の手術を行なう事ができるようになり便利になりました。白内障の手術を行なっている医療機関はこれに特化しているところも多く、医師も看護師もスタッフも経験多数ですから安心できます。手術の方法は、目に麻酔をして、少し眼球を切ります。そしてそこから濁った水晶体を吸引して取り出します。


ここに新しくレンズをはめるのですが、この部位にはもともと膜がありますので、吸引の時にその膜を残し、レンズをその膜で包む形に固定します。レンズを入れた瞬間によく見えるようになる事もありますが、通常しばらくの間眼帯で保護します。


ゆっくり歩いてそろっと帰るのであれば手術後少し休んだだけで家に帰る事ができます。レンズが単焦点の場合は遠くと近くでどちらかにピントが合いますから、その逆側がよく見えるように眼鏡を造るのが一般的ですが、作るのは手術が終わってしばらく経ち、視力が安定してからになります。